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欧州各国クラブ、主要移籍まとめ。あの名将が惚れたDFはアーセナルへ! マンCのレジェンドは親友との共演なるか?

2020/2021シーズンとユーロ2020が幕を閉じ、欧州の各クラブは新シーズンに向けて積極的な補強を行っている。その中で、すでにいくつかのビッグディールも成立した。そこで今回は、この夏移籍を決意した選手たちを5人ピックアップする。(移籍金は『transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アクラフ・ハキミ

ハキミ
【写真:Getty Images】


DF:アクラフ・ハキミ(モロッコ代表)
生年月日:1998年11月4日(22歳)
移籍先:インテル→パリ・サンジェルマン
移籍金:6000万ユーロ(約72億)
20/21リーグ戦成績:37試合7得点10アシスト


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 レアル・マドリードのカンテラ(下部組織)出身のアクラフ・ハキミは、未来のダニエル・カルバハルと評されたものの、ジネディーヌ・ジダンの構想外となり、ドルトムントに2年間の武者修行に出た。するとブンデスリーガでその才能が開花。持ち前のスピードと持久力に加え、ドリブルとチャンスメイク力を武器に、19/20シーズンには、リーグ戦33試合5得点10アシストの活躍を見せた。2020年2月のウニオン・ベルリン戦で記録した最高速度36.49km/hは、当時のブンデスリーガ最速記録となった。

 2020年7月に5年契約で加入したインテルでも、リーグ戦37試合7得点10アシスト記録。モロッコ代表の攻撃的サイドバックは、インテル11年ぶりの優勝に貢献した。しかし、コロナウイルスの影響により、財政難となったインテルは資金調達のため、パリ・サンジェルマンから高額オファーがきたハキミを売却することとなった。移籍直後に「レアル復帰が夢」と語ったハキミは、フランスの地でその力を証明できるだろうか。

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