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日本代表 3年前

パリ五輪日本代表に推薦したい5人。久保建英だけじゃない! ネクスト遠藤航、鹿島アントラーズの新エースとは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

東京五輪(東京オリンピック)男子サッカーで、U-24日本代表はベスト4という結果に終わっている。東京五輪にはパリ五輪世代(2001年1月1日以降生まれ)から久保建英と鈴木彩艶が参加したが、すでにJリーグで活躍する選手もこの世代には多い。そこで今回は、パリ五輪の出場資格を持つ現U-20日本代表世代から、推薦したい選手を5人紹介する。

18歳とは思えない強靭な肉体を持つ浦和レッズGK

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【写真:Getty Images】



GK:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)
所属クラブ:浦和レッズ
生年月日:2002年8月21日(18歳)
2021リーグ戦成績:6試合5失点


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 日本代表で31試合に出場し、今季は史上最年少でJ1通算500試合出場を達成した西川周作は、浦和レッズに加入した2014年からゴールマウスを守り続けてきた。しかし、YBCルヴァンカップでアピールに成功した鈴木彩艶が、5月9日のベガルタ仙台戦でJリーグデビュー。その後は18歳とは思えないパフォーマンスを見せ、6試合で4度のクリーンシート(無失点)を記録している。

 ジュニア年代から浦和レッズの育成組織に所属する鈴木、16歳という若さでプロ契約を結んでいる。シュートストップは持ち味の1つで、189cm91kgという体格を活かしたハイボール処理なども魅力。ビルドアップへの参加もそつなくこなし、前線へのフィードの質も高い。西川とポジションを争うのに十分な能力を披露している。

 東京五輪直前の6月に初めてU-24日本代表に加わり、本大会にはバックアップメンバーとして帯同した。メンバー発表直前のリーグ戦で失点に直結するミスを犯し、試合後に涙を浮かべたのは責任感の強さとひたむきな姿勢の表れ。パリ五輪の前に谷晃生らとA代表の正GK争いをしていてもおかしくないポテンシャルを持っている。

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