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世界最高のレフティーは誰だ! 左利きサッカー選手能力値ランキング1位~5位。やはりメッシ? 挑戦状を叩きつけるのは…

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:新時代のストライカー

ハーランド
【写真:Getty Images】



FW:アーリング・ハーランド(ノルウェー代表/ドルトムント)
生年月日:2000年7月21日(21歳)
市場価値:1億3000万ユーロ(約156億円)
20/21リーグ戦成績:28試合27得点8アシスト

 アーリング・ハーランドの名前を欧州中に知らしめたのは、2019年に行われたFIFA U-20ワールドカップだろうか。18歳だったハーランドはU-20ノルウェー代表としてこの大会に出場し、U-20ホンジュラス代表戦で1試合9得点という異次元の記録をたたき出した。その数か月後にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でデビュー戦ハットトリックという離れ技をやってのけた。その4か月後に移籍したドルトムントでもゴールを量産。その評価は青天井となっている。

 194cmという恵まれた体格は強さと速さを兼ね備えている。身体を当てられてもびくともしない「フィジカル」の強さと、ブンデスリーガトップクラスの「スピード」で、相手のゴールを脅かしている。懐の深いボールキープと、柔らかい足下の技術を活かして前線で溜めを作り、味方を活かす器用さを見せることもある。

 FIFA U-20ワールドカップやCLデビュー戦の大量得点が物語るように、得点能力の高さは図抜けている。ボックス内でクロスに飛び込む動きが非常に巧く、GKとの1対1になれば確実に決めてくれる。柔と剛を巧みに使い分けるハーランドは今後10年のサッカー界を背負う存在となるだろう。

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