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世界最速のスピードスターは誰だ! サッカー選手スピード能力値ランキング1位~5位。錚々たるメンバーの中、トップに立ったのは…

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:名将の元で更なる成長に期待

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【写真:Getty Images】



FW:ダニエル・ジェームズ(ウェールズ代表/リーズ・ユナイテッド)
生年月日:1997年11月10日(23歳)
市場価格:1800万ユーロ(約21.6億円)
20/21リーグ戦成績:15試合出場/3得点1アシスト(マンチェスター・ユナイテッド)

 スウォンジーで頭角を現した小さなFWは、2019年にマンチェスター・ユナイテッド移籍を掴み取っている。しかし、スタートダッシュにこそ成功したものの、徐々に存在感は薄れてしまい、気が付けばベンチが定位置に。そして今夏、わずか2年でユナイテッドを離れ、鬼才マルセロ・ビエルサ監督率いるリーズ・ユナイテッドに加入することが正式に発表された。

 崩しのアイデアがかなり乏しかったため赤い悪魔では爪痕を残せなかったが、「スピード」に関しては間違いなく同クラブ内ナンバーワンだった。こちらも水準以上の速さを誇るマーカス・ラッシュフォードは今年6月にクラブのインタビューで「(100m走をしたら)正直に言ってダンが勝つと思う。それほど長い距離を実際に競争したことはないけどね。100mといったらかなりの距離だ。でも彼はチームの中で最も速い一人だから、彼が勝つと答えるよ」と話している。

 上記した通りユナイテッドでは攻撃面でこそ物足りなさを残した。しかし、その自慢の「スピード」と豊富な運動量を駆使したハードワークにはかなり定評があったのは事実。とにかく、チームのためにスプリントを繰り返す姿勢を最後まで失うことがなかったのだ。そのストロングポイントは、ビエルサ監督率いるリーズのスタイルにマッチすると言えるだろう。あとは、そこに新たな武器をプラスすることができるか。新天地での更なる成長に期待したいところだ。

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