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サンフレッチェ広島がドイツ1部ケルンと育成業務提携。選手や指導者らが交流へ

text by 編集部

サンフレッチェ広島
サンフレッチェ広島



 J1のサンフレッチェ広島とドイツ1部の1FCケルンが、育成業務での提携関係を締結した。15日に両クラブより発表が行われている。

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 提携契約の期間は2021年9月1日から2024年8月31日までの3年間。「ジュニア世代からトップチームの選手育成・強化を目的とした選手・指導者の人的交流」を行い、両チームの発展に寄与することが目的とされている。

 具体的には、留学や研修などを通してU-21までのアカデミー選手の育成やアカデミー指導者の能力向上を図るとのこと。また、広島はドイツから先端技術、戦術、経営、運営の情報収集も行うとしている。ケルン側はアジアでのクラブの認知度を高めることも目的としているようだ。

「1.FCケルンは、若い世代の育成に非常に長けており、その経験やノウハウを吸収することが、クラブの成長・発展につながると確信しております。この提携を通じて、より質の高い育成メソッドを確立し、さらなる飛躍の一歩につなげて参ります」と広島の仙田信吾代表取締役社長はコメントしている。

 ドイツの名門クラブであるケルンは歴史的に日本との繋がりも深く、奥寺康彦氏が日本人初のプロ選手として活躍したほか、近年では広島から移籍した槙野智章や、大迫勇也、長澤和輝などもプレー。逆にケルンのレジェンドであるピエール・リトバルスキー氏やルーカス・ポドルスキらがJリーグのクラブでプレーした。

【了】

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