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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング6~10位。輝きを失った天才は約38億円ダウン…。 Jリーガー最高額となったのは… 【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:輝きを失った天才ドリブラー

1001-中島
【写真:Getty Images】



MF:中島翔哉(日本代表/ポルティモネンセ)
生年月日:1994年8月23日(27歳)
市場価格:350万ユーロ(約4.2億円)
20/21リーグ戦成績:
4試合出場0得点1アシスト(ポルト)
2試合出場0得点1アシスト(アル・アイン)

 東京ヴェルディでプロデビューを果たした中島翔哉は、2014年にFC東京に移籍した。初年度はカターレ富山にレンタル移籍に出されたが、2年目には主力に定着。翌年U-23日本代表として出場したAFC U-23アジアカップでは初優勝に貢献し、大会最優秀選手に選出された。そして2017年、ポルティモネンセにレンタル移籍。欧州初挑戦を果たした。

 欧州初挑戦ながら29試合で10得点12アシストを記録し、自身初の2桁得点と2アシストを記録した中島翔哉は翌年ポルティモネンセに完全移籍。そしてその年の2月、日本人最高額となる3500万ユーロ(約42億円)でカタールのアル・ドゥハイルに移籍した。しかし、同クラブで出場したのは公式戦13試合のみ。加入後すぐにポルトガルの強豪、FCポルトに移籍した。

 FCポルトで10番を背負い主力に定着するも、新型コロナウイルスの影響でリーグは中断。その後チームは練習を再開したが、家庭の事情で合流を拒否した中島翔哉はメンバー外となった。チームに合流後もメンバー外が続き、構想外となったこのMFは今夏にポルティモネンセにレンタル移籍。新型コロナウイルスの影響でここ最近思うようにプレーできていない中島翔哉の市場価値は、日本人最高額から今や350万ユーロ(約4.2億円)にまで下落している。

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