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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング11~15位。日本が誇る孤高の天才、 世界を魅了した男とは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

11位:強豪クラブに加入したが…

1104-堂安
【写真:Getty Images】



MF:堂安律(日本代表/PSV)
生年月日:1998年6月16日(23歳)
クラブ:フローニンゲン→PSV
移籍日:2019年8月30日(当時21歳)
移籍金:750万ユーロ(約9億円)

 ガンバ大阪が生んだ逸材、堂安律は2015年にJリーグデビュー。同年に行われたAFC U-19選手権では、5大会ぶりのFIFA U-20ワールドカップ出場権獲得に貢献し、自身は大会MVPを獲得。アジア年間最優秀選手にも選出されると、翌年7月にオランダンのフローニンゲンに移籍し、欧州進出を果たした。

 加入1年目からリーグ戦29試合に出場し、9得点4アシストと鮮烈な活躍を見せた堂安は、クラブのレジェンドであるアリエン・ロッベンと比較され、「日本のロッベン」と称された。オランダで一気に評価を高め、チームの攻撃を牽引したこのMFは、2019年に750万ユーロ(約9億円)でオランダの強豪、PSVに移籍。欧州2年目でステップアップを果たした。

 PSVではシーズン序盤こそ出場機会を得たが、金額に見合う活躍が出来ず、徐々に出場時間は減少。翌年にはドイツのビューレフェルトにレンタル移籍に出されたが、今夏にPSVに復帰すると今季リーグ戦初出場となった第4節のAZでスーパーゴール。次節から出場機会を増やしていった。しかし、調子が上向いた矢先に負傷。未だ欠場が続いているが、復帰後は再び出場機会を得られるだろうか。

【了】

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