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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング11~15位。日本が誇る孤高の天才、 世界を魅了した男とは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

14位:欧州初挑戦で覚醒

1104-本田
【写真:Getty Images】



MF:本田圭佑(元日本代表/FKスードゥヴァ)
生年月日:1986年6月13日(35歳)
クラブ:VVVフェンロ→CSKAモスクワ
移籍日:2010年1月1日(当時23歳)
移籍金:600万ユーロ(約7.2億円)

 中学時にガンバ大阪のジュニアユースに加入した本田圭佑だが、ユース昇格は叶わず高校へ進学。卒業後は、高校在学時に特別指定選手に登録されていた名古屋グランパスに加入した。高卒ルーキーながら、開幕戦からスタメンに抜擢されるとそのまま定位置を確保。1年目からチームの中心となったこの男は、2008年にVVVフェンロへ移籍した。

 オランダでもすぐにスタメンに定着したが、加入年にチームは2部に降格。欧州では1年目から苦い結果となったが、本田はチームに残留を決断した。すると翌年は2部リーグを無双。リーグ戦36試合16得点14アシストの活躍で優勝に導き、自身も年間最優秀選手に選出された。

 1部に復帰後も開幕から4試合連続ゴールと絶好調の本田は、冬の移籍期間にロシアのCSKAモスクワに移籍。オランダで評価を高めたこのMFの移籍金は、600万ユーロ(約7.2億円)となった。CSKAモスクワでさらなる成長を遂げたこの男は、同年に行われた2010 FIFAワールドカップベスト16進出に貢献。2013年にはACミラン加入と、一気にステップアップしていった。

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