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阿部勇樹、現役引退後は指導者の道へ。目標は恩師オシム氏とペトロヴィッチ監督

text by 編集部 photo by Getty Images

阿部勇樹
【写真:Getty Images】



 浦和レッズに所属する元日本代表MF阿部勇樹は、今季限りでの現役引退を表明した。引退後は指導者の道へ進むことも表明している。

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 現在40歳の阿部は14日にクラブの開いた記者会見に出席し、2021シーズンを最後にスパイクを脱ぐことを発表。1998年に16歳でプロデビューを飾って以来、ジェフユナイテッド市原・千葉、浦和、レスター・シティ、日本代表で歩んできた24年間のキャリアを終えることになった。

 引退後の活動としては、指導者を目指していくことも明らかにした。「本当に多くの監督に教えていただき、選手たちとも一緒にサッカーをしてきました。僕は今後指導者の道へ行きたいと考えています。行かなければ今まで教えていただいた監督に失礼なんじゃないかなと思っているので、その道へ新たなチャレンジをしたいと思っています」と阿部は語っている。

 現役生活の中で特に強い影響を受け、指導者を志す理由となった存在として、2人の名前を挙げた。千葉と日本代表で指導を受けたイビチャ・オシム氏と、浦和で指導を受けたミハイロ・ペトロヴィッチ氏だ。

 オシム氏については「変わるきっかけというか、僕の考えを変えてくれた。本当に感謝しております」と阿部。「まだまだ若い僕に何が足りないのかを考えるきっかけを与えてくれた監督です。監督の教えは今も僕の中で大事にしていて、この先も忘れずにやっていこうと思っています」と語った。

 ミシャことペトロヴィッチ監督については、「改めてサッカーの楽しさ、面白さを教えてくれました」とコメント。「どんなに頑張ってもオシム監督やミシャ監督のようにはなれません」としながらも、2人を目標とし、受けた指導を生かしていきたいという思いを述べた。

【了】

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