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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング56位~60位。このままだと消えた逸材に!? 24歳で正念場を迎えているのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

57位:清水エスパルスで輝くも…

北川航也
【写真:Getty Images】



FW:北川航也(日本代表/ラピド・ウィーン)
生年月日:1996年7月26日(25歳)
クラブ:清水エスパルス→ラピド・ウィーン
移籍日:2019年7月31日(当時23歳)
移籍金:150万ユーロ(約1.8億円)

 清水エスパルスユース出身である北川航也の名が国内に広まったのは、2018シーズンのことだ。ヤン・ヨンソン監督の元でレギュラーの座を勝ち取ると、開幕戦からコンスタントに得点を奪取。最終的にJ1リーグで13得点をマークするなど、ドウグラスや金子翔太らと共に大きなインパクトを残していた。

 その活躍が評価され、2018年には日本代表デビュー。2019年にはAFCアジアカップメンバーにも選出されており、まったく活躍できなかったものの7試合中5試合でピッチに立っていた。そんなアジアカップから半年後には、清水を飛び出し海外へ行くことを決断。新天地はオーストリアのラピド・ウィーンで、移籍金は150万ユーロ(約1.8億円)だった。

 しかし、ラピド・ウィーンでは苦戦中。1年目は怪我の影響などもあってプレータイムを伸ばせず、2年目はスタートこそ順調だったが徐々に失速し、後半戦はほぼベンチを温めていた。そして迎えた今季は怪我で出遅れると、復帰後もなかなか出番をもらえず。今月7日には、トップチームではなくセカンドチームでのプレーを余儀なくされているなど、我慢の時が続いている。

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