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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング76位~80位。能力は間違いないのに…世界屈指の名門で苦しむ逸材は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

78位:今や日本代表の常連に

板倉滉
【写真:Getty Images】



DF:板倉滉(日本代表/シャルケ)
生年月日:1997年1月27日(24歳)
クラブ:川崎フロンターレ→マンチェスター・シティ
移籍日:2019年1月14日(当時21歳)
移籍金:110万ユーロ(約1.3億円)

 川崎フロンターレU-18でキャプテンを務めるなど中心人物として活躍していた板倉滉は、2015年に同期の三好康児と共にトップチーム昇格を果たしている。しかし、選手層の厚い川崎Fではなかなか出番を掴み取ることができず、2018年にはベガルタ仙台へレンタル移籍した。

 仙台では、開幕戦の柏レイソル戦でいきなりJリーグ初ゴールを奪うなど主力として活躍。J1残留に貢献することになった。するとそのシーズン終了後、板倉の元に世界屈指の強豪マンチェスター・シティからオファーが届き、移籍を決断。これが初の海外挑戦となった。

 移籍金100万ユーロ(約1.2億円)でシティに渡った板倉だが、A代表歴がなかったためイングランドでの労働許可証が取得できず、すぐフローニンヘンへとレンタル移籍することになった。しかし、結果的にこれが功を奏し、板倉は急成長。今や日本代表常連メンバーの一人となっている。

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