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Jリーグ 2年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(FW編)。MVPと得点王をダブル受賞、Jリーグに現れた新たなヤングスターとは?

シリーズ:J1ポジション別ベストプレーヤー text by 編集部 photo by Getty Images

ブラジルが生んだ遅咲きのストライカー

1213-チアゴ
【写真:Getty Images】



チアゴ・サンタナ(清水エスパルス)
生年月日:1993年2月4日(28歳)
2021リーグ戦成績:37試合13得点2アシスト

 2021年1月にポルトガルのサンタクララから清水エスパルスに加入したチアゴ・サンタナは、その優れた得点能力で同クラブのエースとして君臨。最前線で体を張ってチームを牽引し、清水エスパルスを残留に導いた。

 身長184cm体重80kgと恵まれた体格を持つサンタナは、強烈なヘディングや裏への抜け出し、さらに相手のDFを背負ったまま反転してシュートなど、様々な得点パターンを持っている。そのどれもが強力でこの男は、パワー、スピード、テクニックを持ち合わせるほとんど穴のないFWだ。

 チームが苦しい状況でもワンチャンスをものにできるサンタナは、リーグ戦37試合で13得点を記録。ブラジルが生んだ遅咲きのストライカーは、Jリーグでその才能を遺憾なく発揮した。1年目から得点を量産し、チームに大きく貢献したこのFWは、来季も間違いなく多くの得点を決めるだろう。

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