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日本の希望! 最強の逸材5人。パリ五輪世代のエース、日本屈指の超逸材とは?

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

安定感抜群の逸材MF

0106-山本
【写真:Getty Images】



MF:山本理仁(U-23日本代表/東京ヴェルディ)
生年月日:2001年12月12日(20歳)
昨季リーグ戦:30試合1得点0アシスト
市場価値:60万ユーロ(7200万円)

 幼少期から東京ヴェルディの下部組織に在籍した山本理仁は、2019年5月に行われたV・ファーレン長崎戦でJ2リーグ初出場。17歳にしてトップチームデビューを果たした。すると、同シーズンの第17節以降はスタメンに定着している。

 ボランチやサイドバック、さらにはセンターバックと複数のポジションをこなすことが出来る山本は、ルーキーとは思えない落着きを見せる。ユース在籍時に永井秀樹監督から「中村俊輔を超える」と評され、冷静な状況判断と正確なパスで試合をコントロールできる同選手は、瞬く間に不動の存在となった。

 2020年8月に行われた京都サンガF.C.戦では見事なコントロールシュートを突き刺し、プロ初ゴールを記録。プレーしているのはJ2だが、そのユーティリティ性と安定したプレーはまさにJリーグ屈指だ。近いうちにJ1クラブ、いや欧州のクラブへ移籍しても不思議ではない。

【了】

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