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ドイツの希望! 最強の逸材5人。ドイツ人最速の男、ブンデス史上最年少ゴールを決めた超逸材とは?

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

キリアン・ムバッペやアーリング・ハーランドを筆頭に、世界には数々の若きスター選手が存在する。既にトップチームで頭角を現し、世界中に認知されている選手もいるが、まだまだこれから出てくる逸材も数多くいる。ここでは、今まさに頭角を現しつつある若手選手をピックアップ。今回は20歳以下の選手を対象に日本の逸材5人を紹介する。(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。


あまりの凄さに年齢詐称疑惑まで浮上した男

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【写真:Getty Images】

FW:ユスファ・ムココ(U-21ドイツ代表/ドルトムント)
生年月日:2004年11月20日(17歳)
今季リーグ戦:30試合1得点0アシスト
市場価値:1500万ユーロ(18億円)


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 ユスファ・ムココはザンクトパウリとドルトムントの下部組織において、出場試合数の倍近くとなる得点数を記録。段違いの得点力に、遂には「年齢詐称疑惑」が浮上するまで発展した。

 ムココは10歳の時に生まれ育ったカメルーンを離れ、ドイツへと渡っている。2019/20シーズンに当時15歳ながらU-19リーグで得点王に輝くと20年夏にトップチームへと昇格。12月上旬にUEFAチャンピオンズリーグ史上最年少出場(16歳18日)、その10日後に行われたウニオン・ベルリン戦ではブンデスリーガ史上最年少ゴール(16歳28日)を樹立した。

 トップチーム1年目は3ゴールを記録したムココだったが、今季は筋肉系の負傷に悩まされており、シーズン前半戦を折り返した時点では0ゴールに留まっている。だが、その才能は本物であり、エースのアーリング・ブラウト・ハーランドも「現時点で世界最高のタレントであり、彼には偉大なキャリアが待っているはずだ」と太鼓判を押している。今季後半戦からの巻き返しにも期待だ。

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