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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング31~35位。クラブに心を捧げたレジェンド、”ボンバー”と呼ばれた最強DFとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

33位:川崎フロンターレのレジェンド

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【写真:Getty Images】



MF:中村憲剛(川崎フロンターレ)
最高市場価値:400万ユーロ(約4.8億円)
更新日:2009年12月22日(当時29歳)

 大学卒業後、2003年に川崎フロンターレに加入した中村憲剛は、プロ1年目からJ2リーグ戦34試合に出場。翌シーズンからスタメンに定着した中村は、川崎のJ2リーグ優勝、J1昇格に貢献した。さらに、2006年にはイビチャ・オシムが監督に就任した日本代表に初招集。同年10月に行われたガーナ代表との親善試合で代表デビューを果たした。

 さらに、2006シーズンのリーグ戦全試合に出場した中村憲剛は、自身初の二桁得点をマーク。川崎フロンターレをリーグ2位に導くと、谷口博之と共にクラブ史上初のJリーグベストイレブンに選出された。

 2006シーズン以降、3年連続で Jリーグベストイレブンに選出された中村憲剛は、2009シーズンに初の二桁アシストをマーク。同シーズン終了後には自己最高額となる400万ユーロ(約4.8億円)を記録している。その活躍により、Jリーグ屈指のMFとなった同選手は、日本代表に定着。翌年行われた南アフリカW杯に臨む最終メンバーに選出されると、決勝トーナメント第1戦のパラグアイ代表戦でW杯初出場を果たした。

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