水沼宏太「父と並んでやっていきたい」。新ユニ「MIZUNUMA」に込めた想い明かす「歴史感じてくれたら」

2022年01月12日(Wed)16時04分配信

photo Wataru Funaki
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水沼宏太
【写真:舩木渉】



 横浜F・マリノスは12日、新シーズン開幕に向けて今年初のチーム練習をおこなった。

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 来日後の隔離期間を消化中のケビン・マスカット監督をはじめとした外国籍のスタッフや外国籍選手たちは不在だったものの、新加入選手たちも合流して活気あふれる初練習となった。

 終了後にオンラインで取材に応じたMF水沼宏太は「毎年マリノスはメンバーの入れ替わりが激しいと思っているんですけど、今年もすごく新鮮というか、新しいチームに来たまでは言い過ぎかもしれないですけど、本当に雰囲気が違う気がします」と、始動日の感想を述べた。

 MF扇原貴宏やDF和田拓也など同世代の選手たちが退団し、チームの平均年齢も2歳ほど若返った。フレッシュな顔ぶれが揃う中で、水沼は「寂しい想いもある」と明かす。それでも「マリノスであることは変わらない。若い選手たちがいっぱいいるかもしれないですけど、そのパワーをどんどん出してもらって、僕たちも負けないようにやっていければいい」と3年ぶりのリーグ優勝に向けて闘志を燃やしていた。

 水沼自身、今季にかける想いは強い。複数クラブからオファーを受けたが、「『まだできる』と、とにかくそれをピッチ上で見せたい。その一心」と全て断ってマリノス残留を決断。さらにユニフォームの背中にプリントする名前を、昨年までの「KOTA」から「MIZUNUMA」に変更した。

「マリノスが(クラブ創設)30周年なのを意識したのもありますし、父(貴史氏)がいたのもそうですし、(父が)歴史を積み重ねてきた頃の最初に携わっていた人でもあるので、そういう想いも込めました。

いろいろな想いがあるんですけど、マリノスに関わるすべてのみなさんが歴史を感じてくれたらいいなと思います。僕も自分を認めて欲しくて名前(KOTA)でやってきたところもありますけど、いまは父と並んでやっていきたいのもあるので、身が引き締まる思いです」

 これまではマリノス創設当時に中心選手として活躍していた父の存在を意識し、「水沼貴史の息子」ではなく「水沼宏太」だということを示すために「KOTA」を背負ってきた。だが、マリノス創設30周年の今年は父と息子が同じクラブで活躍したことを歴史に刻むために「MIZUNUMA」を背負う。その決意の表れが、ユニフォームネームの変更だったようだ。

 自らが持てる力のすべてをマリノスのために捧げることを誓った水沼は「ピッチで長い時間自分を表現することが僕にとっての幸せでもあるので、そこを目指して、長い時間、チームにとって大事な選手でいられるように頑張りたい」と熱い意気込みも述べた。

 昨季はリーグ戦36試合に出場したものの、うち35試合が途中出場と不完全燃焼に終わった。今季こそ悔しさをバネに大きく飛躍し、主力定着とタイトル奪還を目指す。

(取材・文:舩木渉)

【了】

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