フットボールチャンネル

Jリーグ 2年前

史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング61~65位。早くから注目された天才、遅刻癖を直し輝いたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

63位:Jリーグ時代に最高額更新

柿谷曜一朗
【写真:Getty Images】



FW:柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
最高市場価値:250万ユーロ(約3億円)
更新日:2014年3月31日(当時24歳)

 4歳からセレッソ大阪の下部組織に所属し、順調にレベルアップ。そして2006年、クラブ史上最年少となる16歳でトップチームとのプロ契約を掴み取った。しかし、やはりプロの世界は厳しく、当初はなかなか結果を残せず。また、練習への遅刻が多かったため、当時C大阪を率いていたレヴィー・クルピ監督に苦言を呈されることも珍しくなかった。

 それでも2009シーズン途中に徳島ヴォルティスへ期限付きで移籍すると、選手として成長。多くのプレータイムも得られるようになり、2011シーズンには榎本達也、エリゼウ、杉本恵太と共にチームの副キャプテンにも任命されている。そして同シーズンはリーグ戦でキャリアハイとなる6得点をマークした。

 2012年にC大阪へ復帰すると、主力の座に君臨。このシーズンはJ1で初めて二桁得点をあげた。そして翌2013シーズンはさらに勢いが加速。リーグ戦だけで21得点をマークし、森島寛晃が持っていたクラブの日本人J1シーズン最多得点記録を塗り替え、ベストイレブンにも選出されている。そのシーズン終了後、市場価値は自己最高額の250万ユーロ(約3億円)までアップすることになった。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top