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Jリーグ 2年前

史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング61~65位。早くから注目された天才、遅刻癖を直し輝いたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

62位:ガンバが生んだ天才

宇佐美貴史
【写真:Getty Images】



FW:宇佐美貴史(ガンバ大阪)
最高市場価値:250万ユーロ(約3億円)
更新日:2015年7月1日(当時23歳)

 幼い頃から「天才」と評されていた宇佐美貴史は2005年にガンバ大阪ユースに加入。そこから驚異的なペースで成長を果たすと、2009年に高校2年生ながらトップチーム昇格を掴み取った。その後、宇佐美はクラブ史上最年少デビューを果たし、2010年にはベストヤングプレーヤー賞を受賞するなど、G大阪の希望としてサポーターを沸かせ続けた。

 そんな宇佐美は2011年に世界的ビッグクラブのバイエルン・ミュンヘンに移籍。ブンデスリーガ第2節ヴォルフスブルク戦でデビューを果たした。しかし、スター選手が集うバイエルンでは以降出場機会に恵まれず。翌年にはホッフェンハイムにレンタル移籍した。ただここでも活躍できず、ドイツ初挑戦からわずか2年後の2013年にG大阪へ復帰している。

 古巣ではさすがの存在感を放った。復帰当時G大阪はJ2にいたが、宇佐美はここで18試合19得点という圧倒的な成績を残しJ1昇格に貢献。翌2014シーズンは公式戦21得点をあげ、クラブの国内三冠の立役者となっている。そして2015シーズンは、J1の1stステージだけで13ゴール奪取と爆発。その結果、同ステージ終了後の7月に市場価値が250万ユーロ(約3億円)にまで上昇することになった。

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