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Jリーグ 2年前

史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング66~70位。鹿島の象徴、世界的名手からゴールを奪ったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

66位:Jリーグ最強クラブに君臨する鉄人

0120-谷口
【写真:Getty Images】



DF:谷口彰悟(川崎フロンターレ)
最高市場価値:250万ユーロ(約3億円)
更新日:2019年6月27日(当時27歳)

 大学在学時、1年の頃からスタメンの座を掴んだ谷口彰悟は大型ボランチとして活躍。2011年にはユニバーシアード日本代表に選出されると、金メダル獲得に貢献した。2013年にもユニバーシアード日本代表に選出された谷口は、同年に川崎フロンターレの特別指定選手として登録され、卒業後に同クラブへ加入した。

 1年目から出場機会を得た谷口は、第4節のFC東京戦でJ1デビュー。フル出場を果たし、慣れない左サイドバックでチャンスをものにすると、次節以降はスタメンに定着した。サイドバック、センターバック、ボランチと複数のポジションをこなすユーティリティー性を見せ、加入後すぐに主力となったこのDFは、翌年日本代表に初招集されている。

 2016シーズンからは不動のセンターバックとして君臨した。2017シーズンにはリーグ戦全試合にフル出場し、悲願のJリーグ優勝に貢献。さらに、翌年にはチームを連覇に導いた。そんな谷口の市場価値は、自己最高額となる250万ユーロ(約3億円)に上昇した。2019シーズンは優勝を逃したが、2020年にキャプテンに就任するとリーグ王座を奪還。Jリーグ最強クラブをまとめ上げ、昨季は再び連覇を果たしている。

【了】

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