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シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:冨安健洋

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【写真:Getty Images】


DF:冨安健洋(日本代表/アーセナル)
生年月日:1998年11月5日(22歳)
クラブ:ボローニャ→アーセナル
移籍日:2021年8月31日
移籍金:1860万ユーロ(約22.3億円)

 日本サッカー界における今季最大のニュースと言ってもいいだろう。4位にランクインしたのは、アーセナルに加入した冨安健洋だ。2018年にベルギーのシント=トロイデンVVに加入した冨安は、リーグ戦27試合に出場。DFリーダーとなる活躍をみせ、翌年には欧州5大リーグの1つであるセリエAのボローニャに移籍を果たした。

 守備の国イタリアでは右サイドバックを任されると、粘り強い対人守備と高い攻撃センスで攻守に貢献。加入後すぐにチームに欠かせない存在となり、イタリア国内でも評価を高めていった。すると、東京五輪後に1860万ユーロ(約22.3億円)でアーセナルに移籍。凄まじい勢いでステップアップするこのDFは、ビッグクラブの一員となった。

 今季開幕3連敗と最悪のスタートを切っていたアーセナルだが、冨安の加入後は公式戦9試合無敗。崩れていた守備に安定感をもたらし、9月のアーセナル月間最優秀選手に選出された。年明けに負ったふくらはぎの負傷により後半戦の大部分を欠場したが、今月23日のリーグ戦で復帰。アーセナル復権のカギを握る男と言っても過言ではない。

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