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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング1〜5位。中田英寿に香川真司、史上最高額は…

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:中田英寿

1102-中田ローマ
【写真:Getty Images】


MF:中田英寿(元日本代表)
生年月日:1977年1月22日(44歳)
クラブ:ペルージャ→ASローマ
移籍日:2000年1月1日(当時22歳)
移籍金:2169万ユーロ(約26億円)

 日本代表初出場となった1998 FIFAワールドカップにチームの中核として出場した中田英寿は、大会後に複数のオファーの中からペルージャに移籍を選択。当時世界最強と言われたセリエAに挑戦した。すると、ジネディーヌ・ジダン擁するユベントスとの開幕戦でいきなり2ゴール。衝撃のデビューを飾り、中田の名前は一気にイタリア中に知れ渡った。

 1年目からリーグ33試合で10得点を決めた中田は、チームの攻撃を牽引してペルージャのセリエA残留に貢献した。この活躍によりさらに複数クラブからオファーを受けたこのMFは、翌シーズン途中にASローマに移籍。移籍金は高額だったが、当時ASローマを率いていたファビオ・カペッロ監督の強い希望により、2169万ユーロ(約26億円)での移籍が実現した。

 加入当初はトップ下でスタメン出場していたが、2年目にはガブリエル・バティストゥータなどの大型補強により出場機会が減少。リーグ戦出場は15試合に止まったが、第29節のユベントス戦に途中出場すると1得点1アシストの活躍で引き分けに持ち込んだ。重要な試合で存在感を示し、ASローマ3度目のスクデット(リーグ優勝)獲得に貢献。日本人初のセリエA制覇を達成した。

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