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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング1〜5位。中田英寿に香川真司、史上最高額は…

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:中田英寿

1102-中田パルマ
【写真:Getty Images】


MF:中田英寿(元日本代表)
生年月日:1977年1月22日(44歳)
クラブ:ASローマ→パルマ
移籍日:2001年7月5日(当時24歳)
移籍金:2840万ユーロ(約34億円)

 2位にはまたも日本のレジェンド、中田英寿がランクイン。ペルージャで鮮烈なデビューを果たした中田は、約26億円でセリエAの強豪、ASローマに移籍。フランチェスコ・トッティら世界的スター選手の中では出場機会が限られたが、82/83シーズン以来となる3度目のスクデット(リーグ優勝)を獲得に貢献した。

 在籍期間は約1年半と少なかったが、評価を高めた中田は2001年に当時アジア人選手最高額となる2840万ユーロ(約34億円)でパルマに移籍した。司令塔としての活躍を期待されたが結果は出ず、クラブも昨季の4位から10位に転落。移籍金に見合う活躍は出来なかった。

 しかし、ホーム&アウェーで行われたユベントスとのイタリアカップ(国内カップ)決勝では、アウェーでの第1戦で1ゴール。最終的に2戦合計2-2とスコアは同点だったが、第1戦で中田がアウェーゴールを決めたことにより、アウェーゴールで上回ったパルマが優勝を勝ち取った。日本のレジェンドが優勝に導いたこの大会以降、パルマはタイトルを獲得できていない。2004年に退団となったが、このMFはクラブの歴史に名を残しただろう。

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