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Jリーグ 2年前

今すぐ行くべき!? 海外クラブに推薦したいJリーガー5人。ノリに乗る点取り屋に遠藤航の後継者も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:橘田健人(川崎フロンターレ)

橘田健人
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年5月29日
2022リーグ戦成績:15試合0得点0アシスト

 桐蔭横浜大学在学時に評価を高めた橘田健人は、2021シーズンより川崎フロンターレに加入した。当初は途中出場がほとんどだったが、シーズン後半戦よりジョアン・シミッチからポジションを奪いスタメンに定着。リーグ優勝に貢献し、Jリーグ優秀選手賞を受賞した。迎えた今季は不動のアンカーとして活躍中。鬼木達監督の元で自身の価値をさらに高めている。

 橘田の大きな特長にあげられるのはボール奪取能力の高さだ。単純にパワーに任せているわけではなく、的確なタイミングで身体を寄せることでボールを確実に刈り取っている。そのため、自分よりも体格で勝る相手にも引けを取らない。また、奪った後の持ち運びや繋ぎの部分においてもクオリティーの高さを発揮する。そのプレースタイルゆえ、サポーターからエンゴロ・カンテのようと評されているが、まさに同選手のような魅力が橘田にはある。

 守田英正、田中碧、旗手怜央と、近年は川崎Fから欧州へとステップアップを果たしていく選手が多い。次にそんな彼らに続くのは、橘田になるかもしれない。同選手の守備能力の高さとしっかりとした技術面を考えれば、やはりブンデスリーガで経験を積むのがベストな選択になるか。とにかく、今後の更なる成長が楽しみな存在だ。

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