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Jリーグ 2年前

今すぐ行くべき!? 海外クラブに推薦したいJリーガー5人。ノリに乗る点取り屋に遠藤航の後継者も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:本間至恩(アルビレックス新潟)

本間至恩
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年8月9日
2022リーグ戦成績:16試合4得点4アシスト

 中学からアルビレックス新潟の下部組織に入団した本間至恩は、そこからメキメキと成長。高校2年時の2017年にはトップチームに2種登録され、同年5月に行われたYBCルヴァンカップ・グループリーグ第7節のヴィッセル神戸戦でクラブ史上最年少での出場を果たした。その2年後、本間はトップチームに昇格。1年目の後半戦より主力に定着し、現在に至るまで主力としてJ1復帰を目指すチームを支えている。

 そんな本間のストロングポイントと言えば、やはりドリブル。繊細なボールタッチと機敏な動きで相手を一瞬にして置き去りにすることができる。そのキレ味は国内屈指と言っても過言ではないだろう。また、小さな身体から繰り出されるパンチ力のあるミドルシュートも武器の一つ。今月25日に行われたJ2リーグ第18節水戸ホーリーホック戦では、85分に左サイドからカットインし、最後は味方とのワンツーから強烈なシュートを決めている。まさに本間の魅力が詰まった一撃だった。

 本間はJ1でのプレー経験がない。年代別日本代表での経験値も、他の選手に比べるとそこまで豊富とは言えない。しかし、そのスキルの高さはJ1レベル、あるいは海外レベルにあると見て間違いないだろう。まずは新潟をJ1に戻すことが目標。それを達成した時、本間の新たなる道が開くはずだ。

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