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Jリーグ 2年前

今すぐ行くべき!? 海外クラブに推薦したいJリーガー5人。ノリに乗る点取り屋に遠藤航の後継者も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:樋口雄太(鹿島アントラーズ)

樋口雄太
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年10月30日
2022リーグ戦成績:16試合1得点3アシスト

 小学生の頃からサガン鳥栖の下部組織に所属し、U-18までプレーしたが、トップチーム昇格を果たすことはできなかった。それでも鹿屋体育大学で成長し、2019シーズンからの鳥栖加入を掴み取った。1年目は公式戦8試合の出場に留まったが、2年目より主力としてプレー。2021シーズンはJ1リーグで6得点6アシストの成績を収め、評価を高めることになった。

 そんな樋口雄太は今季から鹿島アントラーズでプレー。ここまでチームはリーグ戦16試合を消化しているが、樋口はその全試合でスタメン出場中と、もはや欠かせないピースとなっている。広い視野、左右両足から繰り出される精度の高いパスを武器に攻撃を活性化するだけでなく、切り替えを素早く行うなど守備でもしっかりと貢献。鳥栖時代同様、鹿島でも中盤のクオリティーを引き上げている。

 上記した通り国内で着実に成長する樋口には、当然ながら今後の日本代表入りや海外挑戦への期待がかかる。もし欧州へ飛び出すとすれば、プレースタイルや技術レベルを考えてラ・リーガが同選手にとっての最高の舞台になりそうだ。だが、まずは多くの日本人がいるベルギーやスコットランド、ポルトガルなどで経験を積むのが現実的か。今後の動向に注目したい。

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