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【写真：Getty Images】

伊東純也（ヘンク／ベルギー）

生年月日：1993年3月9日
日本代表通算成績：36試合9得点9アシスト
6月シリーズ成績：3試合0得点1アシスト
本大会メンバー入り：当確

　FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選では10試合で4得点2アシストの活躍。6月シリーズではブラジル代表戦こそ沈黙したが、ガーナ代表戦とチュニジア代表戦ではしっかりとその力を証明していた。相手を崩す上で必要な戦力であることは間違いなく、怪我などがない限りは右ウィングのファーストチョイスとしてカタールに乗り込むだろう。

三笘薫（ユニオン・サン＝ジロワーズ／ベルギー）

生年月日：1997年5月20日
日本代表通算成績：7試合4得点2アシスト
6月シリーズ成績：4試合2得点1アシスト
本大会メンバー入り：当確

　カタールワールドカップ出場の立役者となった男は6月シリーズでも大暴れ。変幻自在でキレの良いドリブルを武器に何度も左サイドを破り、4試合で2得点1アシストを記録。森保ジャパンの大きな武器として対戦国にその存在を知らしめた。本大会では南野拓実を上回って左ウィングの1番手となる可能性すらあり、本大会メンバーから外れることはまずないとみる。

南野拓実（リバプール／イングランド）

生年月日：1995年1月16日
日本代表通算成績：41試合17得点8アシスト
6月シリーズ成績：3試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り：当確

　日本代表での存在感はどんどん薄れている。とくに左ウィングが主戦場となってから明らかに勢いは落ちており、6月シリーズでは三笘薫との力の差が改めて浮き彫りとなっていた。しかし、森保ジャパン発足当初から主力を張ってここまで駆け抜けてきただけに、指揮官からの信頼は厚い。主力ではなくなるかもしれないが、本大会メンバーには入ってくるだろう。

堂安律（PSV／オランダ）

生年月日：1998年6月16日
日本代表通算成績：26試合3得点4アシスト
6月シリーズ成績：4試合0得点2アシスト
本大会メンバー入り：当確

　所属クラブで好調を維持したこともあり6月シリーズで日本代表復帰。4試合に出場し得点を奪うことはできなかったが、積極果敢な仕掛けで攻撃を活性化し、2アシストをマークとまずまずのアピールだった。伊東純也がいるためレギュラーは難しいかもしれないが、本大会メンバーに入る可能性は高く、登録枠23人なら「有力」、同26人なら「当確」といったところだ。

久保建英（マジョルカ／スペイン）

生年月日：2001年6月4日
日本代表通算成績：18試合1得点0アシスト
6月シリーズ成績：3試合1得点0アシスト
本大会メンバー入り：有力

　6月シリーズは異なるポジションで3試合に出場。インサイドハーフとして先発したガーナ代表戦では嬉しい日本代表初ゴールをゲットした。しかし、1対1の場面で弱さを露呈するなど、十分なアピールを出来たとは言い難い。そのため、ワールドカップ本大会の登録人数が23人のままならかなり厳しい立場と言え、26人に拡大されれば選出「有力」になるはずだ。