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最高額は誰だ! サッカー海外日本人市場価値ランキング16~20位。日本代表が誇るドリブラー、ドイツ8年目のベテランMFも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

16位:原口元気(1.FCウニオン・ベルリン/ドイツ)

原口元気
【写真:Getty Images】


生年月日:1991年5月9日
市場価値:250万ユーロ(約3億円)
21/22リーグ戦成績:30試合2得点6アシスト

 2009年1月に浦和レッズのトップチーム昇格を果たした原口元気は、2014年7月にヘルタ・ベルリンに引き抜かれ、ドイツでの生活がスタートした。その後は、フォルトゥナ・デュッセルドルフへのレンタル移籍を経て、2018年7月に移籍金450万ユーロ(約5.4億円)でハノーファー96へ完全移籍。同クラブでは97試合15得点16アシストという活躍を見せた。

 そして、昨夏にハノーファーとの契約満了を迎えた原口は、フリーでブンデス1部リーグのウニオン・ベルリンに加入する。その原口は今季リーグ戦序盤からスタメンでの出場が続き、第3節のボルシアMG戦では加入後初得点を挙げ、リーグ戦初白星をチームにもたらした。シーズン中盤は一時的に出場時間を減らすも、原口は最終節でアシストを記録し、チームの勝利に大きく貢献。この勝利により、ウニオン・ベルリンは5位に浮上し、クラブ史上初となるUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した。

 その原口の現在の市場価値は250万ユーロ(約3億円)と、海外で活躍する最も市場価値の高い30代日本人選手となっている。来季出場を決めたELでの活躍次第では、2018年7月に記録した自身最高額の450万ユーロ(約5.4億円)に近づく可能性も十分考えられる。

【了】

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