サッカー選手は常に怪我と隣り合わせだ。1つの怪我でキャリアを棒に振ってしまう選手もいれば、何度も大怪我を負いながらもその逆境を乗り越えて長く活躍する選手もいる。今回は世界最高級の才能がありながらも、怪我に苦しむキャリアを歩んできた”ガラスの天才”5人を紹介する。


フアン・カルロス・バレロン

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【写真:Getty Images】

MF:フアン・カルロス・バレロン
生年月日:1975年6月17日
スペイン代表:46試合5得点0アシスト


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 その卓越したテクニックから元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンとも比較されたフアン・カルロス・バレロン。当時3部に所属していた地元クラブのラス・パルマスでプロデビューを飾ると、97年夏に移籍したマジョルカ(当時1部)で結果を残した。

 マジョルカでの活躍が評価され、98年夏にはアトレティコ・マドリードに引き抜かれた。絶対的な主力選手としてプレーしたが、チームの2部降格に伴い00年夏にデポルティーボ・ラ・コルーニャへと移籍。中心選手としてコパ・デル・レイ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出などの快進撃を支えたが、06年になると左膝の前十字靭帯と半月板を立て続けに損傷するという大怪我を負ってしまった。08年1月に復帰するまで、約2年間ピッチから遠ざかった。また、この大怪我を負って以降はスペイン代表に招集されることはなかった。

 怪我に苦しみながらもバレロンは、デポルティーボでクラブ史上2位となる公式戦410試合に出場した。契約満了に伴い13年夏にデポルティーボを退団し、当時2部に所属していた古巣ラス・パルマスに復帰。在籍2シーズン目となった2014/15シーズンには、プレーオフの末に昇格を勝ち取り、クラブを2001/02シーズン以来のラ・リーガ復帰に導いた。そして2015/16シーズン、愛するクラブと共にラ・リーガの舞台に帰ってきたバレロンは、1部残留を勝ち取り、シーズン終了後に40歳で現役を引退した。

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