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日本代表 2年前

クラブでの立場は? サッカー日本代表欧州組の現状【WG編】。カタールW杯へ、22/23シーズンのスタートダッシュは…

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英


【写真:Getty Images】



所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン1部)
リーグ戦成績:2試合出場(147分)/1得点0アシスト

 昨季までは保有権を持つレアル・マドリーからの期限付き移籍という形でマジョルカに所属していた。今季は一度マドリーに復帰してプレシーズンにも合流していたが、改めてレアル・ソシエダへの移籍を決断。しかも完全移籍で新天地に渡り、自ら退路を絶った。

 その覚悟の表れだろうか。リーグ開幕戦のカディス戦で、利き足ではない右足から難易度の高いボレーシュートを繰り出してソシエダでの初ゴールをゲット。さっそく大きなインパクトを残して、クラブの名に恥じない活躍を見せた。

 現状のポジションはマジョルカ時代のようなウィングではなく、2トップの一角にある。FWアレクサンドル・イサクの周囲を広範囲に動き回りながらチャンスの芽を探し、セカンドトップ的な役回りで躍動中だ。この起用法は、日本代表の今後の戦いにおいて久保をより活用していくためのヒントになっていくかもしれない。

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