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日本代表 2年前

クラブでの立場は? サッカー日本代表欧州組の現状【WG編】。カタールW杯へ、22/23シーズンのスタートダッシュは…

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

三笘薫


【写真:Getty Images】



所属クラブ:ブライトン&ホーブ・アルビオン(イングランド1部)
リーグ戦成績:2試合出場(16分)/0得点0アシスト

 昨季在籍していたロイヤル=ユニオン・サン・ジロワーズでは左ウィングバックとして慣れないポジションで新境地を開拓し、対峙するDFたちをドリブルでブチ抜くだけでなく、守備面の強度などにも成長が見られた。

 プレミアリーグ初参戦の今季は、ポジションを奪い取る過程で何を見せられるだろうか。第2節のニューカッスル・ユナイテッド戦の後半途中から出場してプレミアデビューを果たすと、さっそく得意のドリブルで相手DFを困らせた。ただ、マンチェスター・ユナイテッド戦で出番がなかったことからもわかる通り、現状のままだとリードした展開では使われにくいだろう。

 あくまで攻撃的に振る舞って流れを変えたい、同点やビハインドの状況で送り出される左サイドのジョーカー役が今の立ち位置だ。スペインのビジャレアルからDFペルヴィス・エストゥピニャンという強力なライバルも加入した。このエクアドル代表の超攻撃的SBらとのポジション争いは熾烈を極める。パフォーマンスしだいでは、カタールワールドカップまでに継続的な出場機会を得られないというシナリオも考えられなくはない。

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