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【ちょっと早い通信簿】欧州移籍1年目の日本人選手の現状は? サッカー日本代表候補、アマチュアから海外へ渡った選手も

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:新井晴樹


【写真:Getty Images】



現所属クラブ:HNKシベニク(クロアチア1部)
生年月日:1998年4月12日(24歳)
リーグ戦成績:7試合出場(628分)/0得点0アシスト

 6月16日にJFLのFCティアモ枚方からHNKシベニクへの期限付き移籍が発表された。直前まではセレッソ大阪に期限付き移籍しており、今季はJ1リーグ戦で2試合に出場した。移籍期間は1年で、現地の報道によれば買い取りオプションもついているようだ。

 正智深谷高校から国士舘大学に進んだが、世代別代表歴もなく大学時代までは全くの無名選手だった。JFL時代はサッカー以外の仕事もしながらプレーするアマチュア選手。それでも練習試合でレヴィー・クルピ監督(当時)の目に留まり、大卒1年目の2021年7月にセレッソ大阪へ期限付き移籍してプロ選手になった。

 Jリーグではなかなか出番に恵まれなかったものの、クロアチア移籍後はリーグ開幕戦からほとんどフル出場してチームの主軸となっている。3-4-3のシステムの中でこれまでは左右のウィングバック、直近のディナモ・ザグレブ戦では2シャドーの一角に入るなど複数の役割を柔軟にこなして奮闘している。

【了】

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