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【ちょっと早い通信簿】欧州移籍1年目の日本人選手の現状は? サッカー日本代表候補、アマチュアから海外へ渡った選手も

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

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 この夏も、日本から欧州に活躍の場を移す選手が数多くいる。サッカー日本代表に選ばれている実力者のみならず、次世代を担う若手や、1年前までアマチュア選手だった隠れた逸材もチャンスをつかんで海を渡った。欧州各国で新シーズンが開幕した今、彼らはどのような状況に置かれているのだろうか(※各種データは2022年8月28日時点)。



MF:橋本拳人


【写真:Getty Images】

現所属クラブ:ウエスカ(スペイン2部)
生年月日:1993年8月16日(29歳)
リーグ戦成績:3試合出場(123分)/0得点0アシスト



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 サッカー日本代表活動中の7月18日にヴィッセル神戸からウエスカへの移籍が発表された。FIFAの特例措置によってロシアのクラブとの契約の一時停止が認められたことによる移籍で、形式上はロシア1部のロストフからの1年間の期限付き移籍になる。

 同様の措置によって今年3月末に神戸へ加入していた橋本は、夢を追って再び欧州へ渡ることとなった。EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会を終えた後に新チームへ合流したため、プレシーズンにほとんど参加することなく新シーズン開幕を迎えた。

 それでも初挑戦のスペイン2部リーグで開幕戦から2試合連続の途中出場を経て、第3節のアルバセテ戦で初先発を飾った。先制したウエスカだが、すぐ同点に追いつかれ、後半アディショナルタイムの96分に劇的な逆転ゴールを奪われてアルバセテに敗れた。橋本は開幕から3試合で1分2敗と苦しい戦いが続いているウエスカを救えるだろうか。カタールワールドカップアジア最終予選に全く絡めなかっただけに、大逆転で日本代表の一員として世界の舞台に立つためには猛アピールが必要だ。

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