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【ちょっと早い通信簿】欧州移籍1年目の日本人選手の現状は? サッカー日本代表候補、アマチュアから海外へ渡った選手も

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:新井瑞希


【写真:Getty Images】



現所属クラブ:ジル・ヴィセンテ(ポルトガル1部)
生年月日:1997年4月14日(25歳)
リーグ戦成績:3試合出場(91分)/0得点0アシスト

 7月29日に東京ヴェルディからジル・ヴィセンテへの期限付き移籍が発表された。期間は1年で、オーストリア2部のSVホルンに在籍していた2016/17シーズン以来、自身2度目の欧州挑戦となる。東京ヴェルディからジル・ヴィセンテへの移籍は、藤本寛也に続き2例目だ。

 即戦力として期待は大きい。国内リーグよりも早く開幕したUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)予選3回戦でいきなり先発起用され、敗退するまで4試合全てに出場している。ただ、チームを初の本戦出場には導けなかった。

 リーグ戦では開幕から3試合に途中出場しているが、いまだ無得点。同じくアトレティコ・マドリーへ引き抜かれたFWサムエル・リノの後釜候補として獲得されたスペイン人FWケビン・ビジョドレスとの争いで、やや遅れを取っている。巻き返すには「結果」が不可欠だ。

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