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【ちょっと早い通信簿】欧州移籍1年目の日本人選手の現状は? サッカー日本代表候補、アマチュアから海外へ渡った選手も

シリーズ:サッカー日本代表欧州組の現状 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:小川諒也


【写真:Getty Images】



現所属クラブ:ヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル1部)
生年月日:1996年11月24日(25歳)
リーグ戦成績:0試合出場(0分)/0得点0アシスト

 5月28日にFC東京からヴィトーリア・ギマランイスへの期限付き移籍が発表された。期間は1年で、契約には100万ユーロ(約1億4000万円)での買い取りオプションが含まれている。ギリシャのPAOKテッサロニキへ移籍したラファ・ソアレスの後釜となる左サイドバックとして期待されての移籍だ。

 UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)予選で公式戦デビューを飾り、予選3回戦で敗退するまで4試合に先発起用された。一方、リーグ戦ではライバルの19歳、エウデル・サが開幕から継続的に起用されており、いまだ出番を得られていない。

 欧州カップ戦に出場するチャンスがなくなったため、ここからは国内リーグや国内カップ戦で下部組織出身の若手有望株とポジションを争っていくことになる。小川の加入後、プレシーズン中に監督交代もあったため、まだ序列が固まったわけではない。本当の勝負はこれからだ。

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