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なぜレアル・マドリードは苦しめられたのか? それでも負けない強さとは【欧州CL分析コラム】

2022年10月12日(水)12時50分配信

シリーズ:分析コラム
text by 本田千尋 photo Getty Images
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UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージの第4節、シャフタール・ドネツク対レアル・マドリードが現地時間11日に行われた。レアルは終盤まで1点ビハインドを背負うも、土壇場でドローに持ち込みベスト16入りを決めている。パフォーマンスが著しくなくても金星は許さないのは、レアルの強さだろうか。(文:本田千尋)


決勝T進出も「ひどいパフォーマンス」


【写真:Getty Images】

 土壇場でレアル・マドリードが“強さ”を見せつけた。

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 現地時間11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージの第4節。レアル・マドリードはポーランドに遠征。ワルシャワのスタジアムをホームとして使用するシャフタール・ドネツクと対戦した。

 結果は1-1のドロー。この試合でシャフタールと引き分けたことで、レアルはグループFで2位以上が確定し、決勝トーナメント進出を決めた。カルロ・アンチェロッティ監督は、前日会見で「我々は明日の夜にグループステージを終わらせたい」とコメントを残していたが、まさに有言実行の結果と言える。

 もっとも、試合内容は決して芳しいものではなかった。試合後にアンチェロッティ監督自身が「とてもひどいパフォーマンスだった」と認めているように、“エル・ブランコ”の選手たちは開始序盤から攻勢に出たものの、パスワークのテンポが速すぎるところがあり、どこか攻撃が雑になってしまった。

 イタリア人指揮官だけでなく、選手たちも、このシャフタール戦で「グループステージを終わらせたい」という気持ちが強かったのだろう。ここで決勝トーナメント進出を決めてしまえば、より一層リーガに集中できる。アンチェロッティ監督は「そうすれば、より多くのエネルギーをリーグ戦に注ぐことができる」と言う。何より次戦の“エル・クラシコ”に向けて、心理的な余裕を持てる。“永遠のライバル”バルセロナとの首位攻防戦に、集中できる。

 一方で、こうした勝気なメンタリティで攻め急ぐと、格下相手に思わぬ苦戦をするのがフットボールだ。

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