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Jリーグ 1年前

【レンタル組通信簿】名古屋グランパスから期限付き移籍した5人。気になる移籍先での現状は…

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

米本拓司(よねもと・たくじ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年12月3日(31歳)
期限付き移籍先:湘南ベルマーレ
2022リーグ戦成績:25試合0得点0アシスト
移籍先での評価:C

 FC東京で10シーズンプレーした米本拓司は、2019年に名古屋グランパスに加入した。同年9月に就任したマッシモ・フィッカデンティ監督はFC東京時代に重用されており、翌年に加入する稲垣祥とのコンビは名古屋のストロングポイントとなった。

 フィッカデンティ監督は2021シーズン限りで退任し、今季からは長谷川健太監督が指揮を執ることになった。その発表から20日後に米本の湘南ベルマーレへの期限付き移籍が発表されている。長谷川と米本は2018シーズンの1年間、FC東京でともに戦っているが、すれ違う形になった。

 今季の湘南では3-1-4-2のアンカーが主戦場で、田中聡とポジションを争う形となったが、チームが好調の際は田中に先発の機会を譲る試合が多かった。8月に田中が移籍すると、3試合連続で先発のチャンスを得たが、チームの守備が崩壊。ここ数試合は茨田陽生にポジションを譲り、米本は途中出場が続いている。持ち前のボール奪取をはじめとするパフォーマンスは決して悪くないが、実績を考えると満足しているとも言い難い。

【了】

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