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Jリーグ 1年前

【レンタル組通信簿】名古屋グランパスから期限付き移籍した5人。気になる移籍先での現状は…

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命Jリーグ2022シーズンも残すところあとわずかとなり、来季に向けた補強や編成も気になり始めるころだ。他クラブへ期限付き移籍している選手がどのような活躍を見せているのだろうか。今回は、名古屋グランパスから期限付き移籍している選手から5人をピックアップし、移籍先での活躍を5段階(A~E)で評価する。


阿部浩之(あべ・ひろゆき)

【写真:Getty Images】

生年月日:1989年7月5日(33歳)
期限付き移籍先:湘南ベルマーレ
2022リーグ戦成績:11試合3得点0アシスト
移籍先での評価:A


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 ガンバ大阪と川崎フロンターレをリーグ優勝に導いた阿部浩之は、2020年に名古屋グランパスに加入した。1年目は主力として活躍したが、2年目は右変形性膝関節症など負傷に悩まされ、リーグ戦の出場はキャリアワーストの8試合に留まった。長谷川健太監督が就任した今季は途中出場が多く、なかなか結果を残すことができず。7月7日に湘南ベルマーレへの期限付き移籍が発表された。

 グランパスの選手として7月13日の天皇杯セレッソ大阪戦で74分プレーし、その3日後には新天地デビューするという強行スケジュールとなった。山口智監督からの信頼も厚く、最前線かインサイドハーフの一角として起用が続いている。

 8月7日の北海道コンサドーレ札幌戦で移籍後初ゴールをマークし、9月3日には古巣フロンターレから劇的な決勝ゴールを決めて見せた。10月8日のFC東京戦でも惚れ惚れするようなミドルシュートを決めており、わずか11試合で3ゴールを記録している。優れた戦術眼と類まれなるキックセンスは、残留を目指すベルマーレの起爆剤となっている。

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