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日本代表 2年前

大丈夫!? サッカー日本代表、所属クラブで苦戦する5人。W杯に向けて黄信号、不調なのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1991年5月9日
22/23リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト

 ドイツでの経験が豊富な原口元気は昨季、主力の1人としてウニオン・ベルリンを史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場へと導き評価を高めた。在籍2年目の今季はブンデスリーガ開幕2試合連続で先発。充実した日々を過ごしているかに思われた。

 しかし、第3節のRBライプツィヒ戦から突如として序列が低下。その試合から第8節フランクフルト戦まで、一度も先発入りを果たせなかった。第9節シュツットガルト戦ではスタメンに名を連ね、好パフォーマンスを発揮して80分以上プレーしたが、翌第10節のドルトムント戦ではまさかのベンチ外に。第11節ボーフム戦はベンチとなり、これでリーグ戦直近5試合中、4試合で「出場なし」という結果になった。またELでもここまでの4試合中、2試合が途中出場と、満足いくプレータイムを確保できていない。

 原口にとって向かい風となっているのが、チームが好調であること。現在ウニオン・ベルリンは2位バイエルン・ミュンヘンに勝ち点差1をつけ首位に立っている。そのため監督からすると、怪我人などが多発しない限り、メンバーをイジる必要性があまり高くないのだ。原口にとっては、なんとも複雑な状況と言えるだろう。

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