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J1得点王争い、最終節前に2人が1点差に迫る。最少ゴール数記録更新は濃厚?

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【写真:Getty Images】



家長昭博、町野修斗が首位と1点差に迫る

 明治安田生命J1リーグ第33節の試合が29日に各地で行われた。最終節を残すのみとなった段階で、得点王争いも最後まで混戦が続く状況となっている。



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 13ゴールで得点ランキング首位に立つ清水エスパルスのチアゴ・サンタナは、鹿島アントラーズとの試合にフル出場したが無得点。得点王獲得に向けて決定的なゴールを積み上げることはできなかった。

 一方で、川崎フロンターレの家長昭博はヴィッセル神戸との試合でPKによる今季12点目を記録。最終節まで逆転優勝の望みを繋ぐ決勝点を挙げるとともに、T・サンタナと1点差に詰め寄った。

 湘南ベルマーレ対サガン鳥栖戦では湘南の日本代表FW町野修斗が前半に2得点。家長と同じく12ゴールまで伸ばし、T・サンタナと1点差で最終節を迎えている。

 横浜F・マリノスのアンデルソン・ロペスは2得点、川崎Fのマルシーニョは1得点を加えて計11ゴール。横浜FMのレオ・セアラとともにトップと2点差であり、最終節次第ではまだ得点王を狙えるかもしれない。

 非常にロースコアな展開となっている今季の得点王争いでは、Jリーグ史上最少得点数の得点王が誕生する可能性も高くなってきた。過去の記録は2019年に横浜FMの仲川輝人とマルコス・ジュニオールがダブル得点王に輝いた際の15得点。最終節でT・サンタナが2得点、あるいは家長や町野がハットトリックを達成してようやくその数字に並ぶことになる。

▽J1得点ランキング
13点 チアゴ・サンタナ(清水エスパルス)
12点 家長昭博(川崎フロンターレ)
12点 町野修斗(湘南ベルマーレ)
11点 レオ・セアラ(横浜F・マリノス)
11点 アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)
11点 マルシーニョ(川崎フロンターレ)

【了】

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