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日本代表 2年前

サッカー日本代表、当落線上5人の運命は? 選出・落選を予想、柴崎岳や古橋亨梧はどうなる?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:柴崎岳(しばさき・がく)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年5月28日
所属クラブ:レガネス(スペイン)
22/23リーグ戦成績:11試合0得点1アシスト
代表通算成績:59試合3得点6アシスト
当落予想:選出

 森保ジャパン発足当初は主力としてプレーしていた柴崎岳は、徐々にそのパフォーマンスレベルに疑いの目を向けられるようになった。すると昨年10月のFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のサウジアラビア代表戦でのミスが決定打となり、先発から外れるように。その間、田中碧の台頭や鎌田大地の復活などもあり、今や完全なるベンチ要員となってしまった。

 ご存知の通り、日本代表はカタールW杯でドイツ代表、スペイン代表という強豪国とぶつかる。攻め込まれる時間帯は当然多くなるはずで、そうなると中盤にはより守備面で高い強度を誇れる選手が必要となってくるが、柴崎には残念ながらその強みがない。また、本来の持ち味であるゲームメイク力も、ここ最近はパッとしないという印象だ。仮にW杯メンバーに入ったとしても、どのような場面で使うピースとなるのか、あまり見えてこないのが正直なところだろう。

 それでも選出を予想したのは、森保一監督が高い信頼を寄せていると見るからだ。川辺駿や森岡亮太など、欧州のクラブで活躍しているMFは他にもいるが、同監督は一貫して柴崎を招集し、起用してきた。さらに、先月には柴崎が所属するレガネスの試合を視察しているなど、気にかけているのは確か。経験値を重視する森保監督が、柴崎を外すことはあまり考えられないのではないか。


【了】

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