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Jリーグ 1年前

移籍市場注目!? Jリーグで輝く若き逸材5人【GK/DF編】移籍か残留。去就に注目が集まる男

シリーズ:Jリーグで輝く若き逸材5人 text by 編集部 photo by Getty Images

DF:イヨハ理ヘンリー


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年6月23日
所属クラブ:ロアッソ熊本
2022リーグ戦成績:38試合2得点2アシスト

 攻撃的なサッカーで異彩を放つロアッソ熊本で、イヨハ理ヘンリーが輝いている。3バックの左を主戦場に、今季はリーグ戦37試合に出場。熊本のJ1参入プレーオフ進出の立役者となり、モンテディオ山形との同2回戦では貴重な先制ゴールをマークしている。

 182cm・80kgという恵まれた体格を活かしたパワフルなディフェンスが持ち味で、ハイラインを敷くディフェンスラインの裏をカバーするスピードも持ち合わせる。希少な左利きという点も魅力で、熊本では積極的な攻め上がりも攻撃に厚みを加えている。

 サンフレッチェ広島ユース出身で、当時から世代別日本代表に選出されるタレントだった。高校3年生だった2016年9月に同クラブとプロ契約を結んだが、出場したのは翌年の天皇杯1試合のみ。18年から3年間はFC岐阜、21年は鹿児島ユナイテッドに期限付き移籍していた。1年余りでJ3からJ1に昇格するという未来は手が届くところに迫っている。熊本を昇格に導いてJ1に挑戦するか、若手の台頭が著しい広島に戻るのか、他クラブがオファーを出すのか。様々な選択肢が考えられる逸材であることは間違いない。

【了】

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