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Jリーグクラブも獲得可能? 今冬にフリーとなる外国人10人。得点王やCL制覇経験のある名手も

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

FW:マウロ・サラテ(プラテンセ/アルゼンチン)


【写真:Getty Images】


生年月日:1987年3月18日
今季リーグ戦成績:20試合3得点0アシスト(プリメーラ・ディビシオン/アルゼンチン)

 これまでアルゼンチン、カタール、イングランド、イタリア、UAE、ブラジルの計14クラブを渡り歩いている“流浪人”マウロ・サラテも22年末にフリーとなる。

サラテは優勝した2007年のU-20W杯で得点王に輝いたセルヒオ・アグエロとツートップを組むなど若くして注目を集め、同大会ではチェコとの決勝で試合終了間際に決勝ゴールを記録した。しかし、リオネル・メッシやゴンサロ・イグアインらアグエロ以外にも強大なライバルが自身の前に立ちはだかり、35歳となった今でも夢であるアルゼンチン代表デビューを果たすことができていない。

 22年5月にサラテは母国アルゼンチンのプラテンセと契約をすると、リーグ開幕戦で1ゴールを記録。上々の新天地デビューを飾ったが、その後はわずか2ゴールしか決めることができず、ストライカーとしては期待を裏切る形となった。そして驚きだったのが、最終節の直前にクラブが突如としてサラテとの契約解除を発表したのだ。クラブ公式サイトは「サラテは1部残留を果たすために加入していた。その目的が達成されたため契約終了に合意した」と発表している。渡り鳥のようにクラブを転々とするサラテは加入当初の目標を達成し、再び新天地を探す旅に出た。

【了】

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