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Jリーグクラブも獲得可能? 今冬にフリーとなる外国人10人。得点王やCL制覇経験のある名手も

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

MF:リカルド・グラール(バイーア/元ブラジル代表(現在は中国国籍))


【写真:Getty Images】


生年月日:1991年6月5日
今季リーグ戦成績:16試合2得点2アシスト(ブラジル・セリエB/ブラジル)

 かつて広州恒大(現・広州FC)で得点王にも輝いたリカルド・グラールを覚えている方も多いのではないだろうか。そんな彼は現在ブラジル・セリエB(ブラジル2部)のバイーアでプレーしている。

 23歳でブラジル・セリエAのMVPとセレソンデビューを飾り、将来の代表を背負って立つ存在として期待されていたグラールは、15年1月に1500万ユーロ(約18億円)という破格の移籍金で広州恒大に引き抜かれた。加入から3シーズン連続でリーグ優勝を成し遂げ、2016シーズンにはリーグ得点王とMVPを受賞するなどチームの顔とも言える存在になった。

 その後パルメイラスへの移籍と広州FCへの復帰を経て、2022年1月にサントスに加入した。しかし、レギュラーを掴むことができず、半年後に出場機会を求めて2部バイーアへと移籍。見事セリエA昇格を勝ち取った。しかし、バイーアとグラールの契約は22年末までであり、ストライカーもしくはトップ下の選手としてはやや物足りないスタッツに終わった彼を来期以降もチームに残しておくかどうかは不透明である。

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