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Jリーグクラブも獲得可能? 今冬にフリーとなる外国人10人。得点王やCL制覇経験のある名手も

シリーズ:編集部フォーカス text by photo by Getty Images

GK:ジエゴ・アウベス(フラメンゴ/元ブラジル代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1985年6月24日
今季リーグ戦成績:4試合7失点(ブラジル・セリエA/ブラジル)

 アルメリアとバレンシアで長く正GKを務めた経験のある元ブラジル代表GKジエゴ・アウベスは、今季限りでフラメンゴを退団することが決定している。かつてブレーメンやアトレティコ・マドリードなどで活躍し、現役引退を表明しているジエゴ・リバスとともに今季最終戦にてセレモニーが行われる予定となっている。

 PKストップの名手として知られるジエゴ・アウベスは、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウド、アントワーヌ・グリーズマンら当時のラ・リーガを代表する選手のPKをことごとく止めてきた。その止めた本数と阻止率は異常であり、ラ・リーガでは52本中25本(セーブしたのは23本、枠を外れたのが2本)阻止。およそ2回に1回のPKを止めるという強烈なスタッツを残している。25本の阻止、23本のセーブ、バレンシア最終年の1シーズンに6本のPKストップはいずれもリーガの記録である。

 2017年夏にフラメンゴへと活躍の場を移してからは長く正GKを務め、彼のキャリアで最も多くの試合に出場したクラブになった。2021シーズンは負傷離脱していた期間を除くと正守護神として活躍してきたが、2022シーズンはブラジル代表の招集歴のあるサントスとウーゴ・ソウザにポジションを譲っており、リーグ戦ではわずか4試合の出場に留まっている。それでもPKセーブを1記録しているのは流石だ。世界屈指のPKストッパーはどこに新天地を求めるのだろうか。

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