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スペック最強は誰だ? サッカー日本代表、能力値ランキング1〜10位【カタールワールドカップ】

シリーズ:カタールワールドカップ能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年9月10日
市場価値:180万ユーロ(約2.2億円)
22/23リーグ戦成績:13試合1得点1アシスト
代表通算成績:15試合2得点0アシスト

 昨年10月に約2年ぶりの日本代表招集を果たすと、同月のFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のオーストラリア代表戦で先発に抜擢され、ゴールを奪取。そこからしばらくレギュラーとして活躍した。ところが、ここ最近のパフォーマンスはあまりパッとせず。現在はベースフォーメーションが4-3-3から4-2-3-1へと変更されたこともあり、序列を大幅に下げている。

 そんな田中碧の能力値で高評価となったのが「パス」「テクニック」「IQ」だ。味方からのボールをピタッと、それも次のプレーに移りやすい位置に止める技術が高く、「パス」はスピードが十分かつ正確。このあたりは下部組織時代から過ごす川崎フロンターレで培ったものが大きく、ゲームメーカーとしての能力は水準以上と言える。

 ウィークポイントは単純な「フィジカル」で、数値は「69」となった。運動量は抜群に豊富だが、ボールを奪いに行っても奪いきれなかったり、反対に素早い寄せに遭うと簡単に失ってしまうことがしばしば見受けられる。インテンシティーの激しいドイツ2部でそれほど輝けていないのも、ここが原因と言えそうだ。

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