小田裕太郎(おだ・ゆうたろう)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年8月12日
所属クラブ:ヴィッセル神戸
2022リーグ戦成績:21試合0得点1アシスト
代表通算成績:なし
ヴィッセル神戸の下部組織出身で、2020年にトップチーム昇格。1年目はJ1で19試合に出場、2年目は同わずか3試合の出場に留まったが、2022シーズンは負傷離脱もありながら21試合出場を果たした。先月にはU-21日本代表の一員として欧州遠征に臨み、ポルトガル相手にゴールを奪っている。
カタールワールドカップに臨んだ日本代表の中で、スピードを自慢に持つ伊東純也や前田大然が存在感を放った。21歳の小田裕太郎は『和製エムバペ』と称されたこともある通り、そんな彼らに勝るとも劣らない速さを誇る。カウンター時の威力はかなりのものがあると言っていいだろう。
もちろん、そのスピードを生かしたドリブルも魅力。トップスピードの中でもブレないボールコントロール力があり、181cmというサイズも相まって簡単には止められない。しかし、今後アンダーにせよフル代表にせよ、日の丸を背負っていくならば、仕上げ部分のクオリティーは高めていく必要がある。