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日本代表 1年前

次の主役は誰? 4年後に期待したい若き逸材10人【FW編】サッカー日本代表の歴史を繋ぐのは?

シリーズ:4年後に期待したい若き逸材10人 text by 編集部 photo by Getty Images

北野颯太(きたの・そうた)


【写真:Getty Images】


生年月日:2004年8月13日
所属クラブ:セレッソ大阪
2022リーグ戦成績:19試合0得点0アシスト
代表通算成績:なし

 セレッソ大阪の下部組織出身で、今年2月にクラブ史上3番目に若い17歳6ヶ月でプロ契約を結んだ逸材だ。2022シーズンのJ1リーグでは主に切り札として19試合に出場。ここでは得点、アシストともに「0」だったが、YBCルヴァンカップでは10試合で3得点1アシストと結果を残し、見事に若手の登竜門「ニューヒーロー賞」を受賞した。

 身長172cmと小柄だが、体格のハンデを感じせさないほどドリブルの推進力があり、敵陣をズバッと切り裂くことができる。次のプレーに無駄なく移行するファースタッチの巧さも見事で、決定力こそこれからといったところだが、積極的にフィニッシュへと持ち込む姿勢も光っている。崩しの局面におけるクオリティーは、10代選手の中では飛び抜けていると言っていいだろう。

 C大阪で逞しく成長して海外に飛び出し、その後日本代表において重要なピースとなった選手は少なくない。香川真司、南野拓実、清武弘嗣らがその例だ。次にそんな偉大な先輩に続くのは、北野になるかもしれない。少なくとも、それだけのポテンシャルを秘めているのは確かだ。

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