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Jリーグ 1年前

清水エスパルス、歴代最強外国籍選手5人。伝説の“クモ男”に、サッカー日本代表になった男も

シリーズ:歴代最強外国籍選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

カルフィン・ヨン・ア・ピン(オランダ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年7月18日
在籍期間:2011年〜2015年
J1通算成績:99試合出場/1得点
J2通算成績:147試合出場/4得点
J3通算成績:1試合出場/0得点

 2008年の北京五輪にU-23オランダ代表の一員として出場した経験を持つスリナム系オランダ人の屈強なDFは、2011年のシーズン途中に来日。当時清水を率いていたアフシン・ゴトビ監督の下でプレーするためのJリーグ移籍だった。

 当時、ヘーレンフェーンとの契約との契約が満了を迎えたタイミングで、オランダ国内の強豪アヤックスやフェイエノールトにも興味を示されるほどの実力者は、日本でも存在感抜群。清水加入当初は中盤で起用され、しだいにセンターバックの主戦として恵まれたフィジカルを活かしたパワフルなプレーを披露する。

 負傷に悩まされる時期もあったが、清水では在籍4シーズン半でリーグ戦93試合に出場。選手の入れ替わりが激しい中でも安定した地位を築いていた。清水退団後はJ2の町田ゼルビアへ移籍し、高田馬場の日本語学校に通いながら日本語を習得。日本で結婚し、子どもも生まれた。

 2017年からは横浜FCに所属し、2021年8月に退団後は同年10月にFC岐阜へ加入。わずか1試合の出場に終わり、2021シーズン終了後にスパイクを脱いだ。


【了】

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