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最高額は誰だ! 22/23冬の移籍金ランキング1~10位。プレミアリーグ勢以外に入ったのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by photo by Getty Images

8位:マロ・ギュスト(チェルシー/U-21フランス代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年4月20日
前所属:リヨン(フランス)※今季終了までリヨンへローン移籍
移籍金:3000万ユーロ(約36億円)
今季リーグ成績:15試合0得点1アシスト(リーグ・アン)

 トッド・ベーリーが新オーナーとなってから大型補強を続けるチェルシーが新たに獲得した右サイドバックがマロ・ギュストだ。現在のチェルシーにはセサル・アスピリクエタとリース・ジェームズという優れた右サイドバックが2人いるが、前者は年齢による衰え、後者は負傷離脱を繰り返しており、同ポジションは補強ポイントだった。

 17歳でリヨンのトップチームデビューを果たしたギュストは、元々前線でプレーしていた選手だということもあり、ファイナルサードでのクオリティに定評がある選手だ。自らドリブルで仕掛けて相手を抜き去る突破力とクロス精度を兼ね備えており、サイドバックが高い位置を取る攻撃的なチームであれば存在感を発揮できる。

 リヨンの右サイドバックには長らくフランス代表DFレオ・デュボアが君臨していたが、昨季途中にギュストがポジションを奪取。デュボワのガラタサライ移籍のキッカケとなった。A代表経験者からポジションを奪った実力の持ち主は、今冬にチェルシーと契約を交わし、今季終了まではリヨンにローン移籍という形で残留する。来季からチェルシーの右サイドバック事情にどのような影響をもたらすのか注目だ。

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