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最高額は誰だ! 22/23冬の移籍金ランキング1~10位。プレミアリーグ勢以外に入ったのは?

シリーズ:移籍金ランキング text by photo by Getty Images

2位:ミハイル・ムドリク(チェルシー/ウクライナ代表)


【写真:Getty Images】

生年月日:2001年1月5日
前所属:シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
移籍金:7000万ユーロ(約84億円)
今季リーグ成績:12試合7得点6アシスト(ウクライナリーグ)

 一時はアーセナルへの移籍が濃厚となっていたミハイル・ムドリクだったが、それを強奪する形でチェルシーが獲得した。移籍金は7000万ユーロ(約84億円)+出来高3000万ユーロ(約26億円)の最大1億ユーロ(約120億円)に到達する大型補強となった。

 “ウクライナのネイマール”とも喩えられるムドリクだが、本家よりも一瞬の加速力とスピードに優れたタイプのドリブラーで、あっという間に相手DFを抜き去ってしまう。今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもドリブルでの独走から豪快にネットを揺らすなど、カウンターなど前方にスペースがある局面でのクオリティは抜群だ。

 現時点でチェルシー加入後はリバプール戦の途中出場のみの起用に留まっているが、この35分間の出場時間でも絶大なインパクトを残した。決定機こそ決められなかったが、得意のスピードに乗ったドリブルがプレミアリーグの舞台でも通用することは十分に証明した。現在のチェルシーはラヒーム・スターリングやクリスティアン・プリシッチらウイングに怪我人が続出しており、即戦力として期待されている。

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